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そんな頃もありました

Category : -dAys-
時間があったので、何年か前の短歌を自分のサイトから持ってきました。

見返して、イ、イ、イタイ………。

でも、この時期の目線って今はなかなか出せない。
失ったわけではなく、出せない。

自分のどこかに存在しているのはわかるんだけど、それをどうやって外界に提出するのかがわからない感じ。
………だよなぁ、と思いましたとさ。

は~ずかし~ぃ!(「ふ~じこちゃ~ん」風に読むべし)




【祖母と猫】
電話 突然 その向こう側の君もう私をみつめない 瞳

柔らかなその身のかたさ嘘のよう戻らぬ熱を未だ求める

あなたの目がこんなに透明だと知り過ぎる夏の日 皺の手、握る

生活の一部であった君探すよく動く白きしっぽを さがす

花を飾る 君の上へ 幸せであったようにとエゴイストに願う

送り出すその小ささに手を合わせ なんて大きな君の存在(こと)を知る


【フタリ】
そのままの空に歌うまっすぐな君の音色に 我もまっすぐ

蛍光灯光る 青白き夜の底背をなぞる指の道筋 記憶

はんなりと ひらいてくのは僕のため?その香その奧その蜂蜜色

「あぁ、きれい」呟くきみ海 ぼくは空 境界線を蹴飛ばし ひとつ

「もっともっと」と 取り乱す欲の先っぽ 捕まえられたがる天の邪鬼

無意味だよお前の攻撃そのなみだ だってそれ自分癒すためだろ?

変わっていくことを怖れて手をつなぐ だからといって時は止まらず

ほら、ここも そこもあそこも君だらけ なのに隣にいてくれないの?


【ヒトリ】
防ぐんだ 口角ちょい上げはにかんで立入禁止 えがおは防御

変化するてのひらのせん三ヶ月 見るだけの君 変わらない明日

何もかもつけっぱなしなこの部屋の夢から覚める日そのリアリティ

「紙の端で指を切るほどの痛みすら与えられない!」もどかしがる自我

ぬるいハート体温おいこす夢を見る いっそオーブンで焼いてちょうだい

目薬の こぼれぬように天眺むにじむ先 ふやける陽のゆくえ


【他サイトにて風景写真用】
薄碧のしたたる雫を纏い居る いっとう綺麗に目に映す喜雨

さきを見ゆ かれゆく枝の霊(タマ)の地は凍える凹凸 淡いエンボス

天を指す 白きくちばし何を呼ぶ 震える音の冴え渡る夜

光をうけとるこの掌の花「さぁ!」と飛び込む私をつつむ

水鏡 その名のごとしみなもあり 碧雲映る湖のあお

(2001-2002の作品より)
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テーマ : 短歌
ジャンル : 小説・文学

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